盗聴の現状

「どういったところに盗聴器はよく仕掛けられるのか?」
「誰が何のために盗聴器を仕掛けるのか?」
など、ここでは盗聴に関する現状について紹介します。

どこに盗聴器はよく仕掛けられるのか?

統計によれば、盗聴器の発見場所として報告例が一番多いのは、一般家庭です。
次いでホテル、オフィスの順に発見報告が多いです。
この結果は意外に思われる方が多いかもしれません。

また、盗聴器が仕掛けられる具体的な場所としては、保安器やローゼット、コンセントの中など、普段は触れないような場所に設置されているケースが多いです。

誰が何のために盗聴器を仕掛けるのか?

など、仕掛ける人間によって理由は様々です。
最近では特に一番上に挙げられるようないたずら目的で盗聴器を設置する人間が増えているようです。

盗聴器の発見場所として最も多い一般家庭は、普通に生活していれば、まさか盗聴器が設置されてるなどと想像しにくく、 一番盗聴器に関して無防備な場所です。
盗聴器が設置される理由として、家庭内の事情が関係しています。

例えば、

・夫が妻の浮気を疑い盗聴器を仕掛けている
・知り合いや友人など、家に入ったことのある人間が興味本位で設置
・恋愛関係にある彼氏や彼女が、会っていない時の行動が知りたくて設置
・夫婦間にトラブルがあり、夫婦どちらかが離婚を考えている場合

などが考えられます。

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盗聴器を仕掛けた本人以外にも電波は受信できるのか?

できます。
そのように第三者が盗聴器の電波を受信する行為を「傍受」と言い、世の中にはそのような行為を好んでいる人間も多くいます。
つまり、一つの盗聴器が仕掛けられるだけで様々な人間に個人情報が漏れることもあり得るのです。

盗聴は法律で裁けるのか?

残念ながら現代の日本で盗聴行為自体を罰する法律は存在していません。
しかし、以下のような盗聴の際に付属してくる行為は法律で罰されます。

このように、現代では盗聴行為自体を裁く法律はなく、興味本位で盗聴器を仕掛ける人間が増えているため、いかに注意が必要なのかがお分かりいただけるかと思います。

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